
新卒の面接の場で「大切にしている言葉は何ですか?」と聞かれることは、多々あります。
この記事では面接の場で「大切にしている言葉は何ですか?」と質問された時の適切な答え方について解説してみました。
「大切にしている言葉」など考えたこともない学生も多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
面接官がこの質問を聞く意図
面接官は学生の人柄を知るためにこの質問をします。
「大切にしている言葉」というのは、その人の性格や考えが反映されるので、人柄を知るのに役にたつ質問です。
面接で「大切にしている言葉」を答える時には、自分の人柄や価値観を正確に伝わるような言葉と、その言葉を大切にしている理由を回答するようにしましょう。
学生が良く使う大切にしている言葉
面接の場で使われる大切にしている言葉には、以下のようなものがあります。
- 七転び八起き
- ちりも積もれば山となる
- 継続は力なり
- 千里の道も一里から
- ありがとう
- 初心忘するべからす
- 一期一会
このように、日本人が使う「大切にしている言葉」というのは、ほとんど決まっています。
ここで挙げたほとんどの言葉が、努力、感謝、継続に関わることです。
努力、感謝、継続に関わる言葉は聞こえが良いので、面接の場で言ってマイナス評価になることはほとんどないと考えて良いです。
ストーリーと一緒に話す
「あなたが大切にしている言葉は何ですか?」と聞かれた時には、上に挙げたような言葉を言うことになるわけですが、その時に気を付けておきたいことが、自分のストーリーと一緒に話すことです。
ただ、自分が好きな言葉を言っただけでは説得力がありません。
必ず「自分がその言葉を大切にするようになった動機」や「その言葉の重要性を感じた経験」などと一緒に、自分が大切にしている言葉を面接官に伝えるようにしましょう。
例えば「継続は力なり」という言葉を、自分が大切にしている言葉として話す時には、

大切にしている言葉は何ですか?

私が大事にしている言葉は「継続は力なり」です。
私は幼稚園の頃から読書熱心だったため、幼少期からこれまで、ほぼ毎日本を読んできました。
その結果、今では2時間で200ページほどの本を読み終えることが出来るほどの速読力を身に着けることが出来ました。
この経験から、継続の重要性を学びました。
という具合で、「あなたが好きな言葉は何ですか?」という質問に答えることが出来ます。
全ての質問の回答をするときに言えることなのですが、自分の回答に説得力を持たせるためには、それを裏付けるストーリーや、具体例が欠かせません。
「自分が大事にしている言葉」を答える時も同じように、自分が体験したことと一緒に話すことが出来れば、良い回答になることは間違いありません。
まとめ
上述したように、面接で「大切にしている言葉」について質問された時には「その言葉を大切にするようになったキッカケ」などのストーリーと一緒に話しをするようにしましょう。
ただ「大切にしている言葉」を話すだけではなく、その言葉を好きになった経緯も含めて話すことが出来れば、自分の性格や大事にしている価値観を同時に伝えることもできます。
以上、面接で「大切にしている言葉」について質問された時の答え方についてでした!