最近は多くの企業が、学生にテストセンターで能力試験を受験させています。その背景にあるのは、学生の不正なWEBテスト受験です。
学生個人のPCでWEBテストを受験させると、学生は好きなだけ不正行為を働くことが出来ます。
それを防ぐために、絶対に不正を働くことのできないテストセンターで、学生に能力試験を受験させる動きが広まりました。
学生のWEBテスト不正受験は後を絶たない
学生の不正なWEBテスト受験方法で主なものは以下の通りです。
- 友達と一緒にパソコンに向かって問題を解く。(協力)
- WEBテストが得意な友達に問題を解いてもらう。(替え玉)
- 捨てアカウントを使って、問題をすべてスクリーンショットにとって保存し、ゆっくり時間をかけて考える。
- 極秘で出回っている問題の解答集を手に入れる。
このような方法を使って不正にWEBテストを受ける学生はたくさんいます。
不正を働いたとしても、ばれるリスクが極めて低いです。
だから、不正を働く学生は後を絶ちません。
WEBテスト不正受験の是非
このように不正を働くことに関しては賛否両論あります。
「本来禁止されているものなんだから、やっていいはずがない!」という、非常に真面目な意見がある一方、
「バレル可能性は、ほとんど0なのだから、不正をしないほうがアホだ」という、したたかな意見もあります。
どちらの意見も納得できます。
WEBテストで不正を働くかどうかは、その人次第ということでしょうか。
「誰でも不正が出来る、尚且つ、不正受験をしてもバレル可能性がゼロという状況で、試験を受けさせる企業が悪い」という考え方もできます。
さらに深く考えると「そのような企業は、暗に、ずる賢い学生を求めているのだ」という結論を得ることも出来ないわけではありません。
「WEBテストでズルをするやつは許せない!」と思う人は、「ズルく受験をした人が得をするような、選抜方法を採用している企業なんかで働きたくない」と考えてしまえば、それで良いのかもしれません。
もう少し、ひねくれた考え方をすると、「不正受験をするためには、ある程度の情報感度と、友達が必要だから、企業はそのような能力を見ているはずだ」と理解することも出来ます。
このWEBテストの不正受験に関する是非に関しては、さまざまな考え方があります。
トータルに考えて、自分が不正受験をするのかどうかを考えるべきでしょう。ちなみに、筆者は不正受験はしませんでした。