
ホテル業界はハイレベルなサービスが求められる業界です。
また、地域によっては英語スキルも求められるため、大学時代に英語を主に勉強した学生が就職する傾向もある業界です。
この記事では、そんなホテル業界を受ける時に知っておきたい志望動機についてまとめました。
ホテル業界を受ける時に使える志望動機
ホテル業界を受ける時に使える志望動機には下記のようなものがあります。
- ホテルという、最高の「おもてなし」を提供する仕事に魅力を感じた。
- 人と接せることが好き。(接客業が好き)
- プライベートで旅行をしたときのホテルマンのサービスに感動し、自分もそうなりたいと思ったから。
- 学生の時のアルバイト経験で魅力を感じたから
- 資格(英語など)、接客経験が活かせるから
最高レベルのサービスを提供する業界の一つがホテル業界です。
ホテル業界で働く上では必ずと言って良いほど「おもてなし」という言葉を聞くほど、お客様をもてなす仕事なので「おもてなし」という言葉を使って志望動機を作る学生は多いです。
また、数ある接客業のなかでも、最も的確なサービスが求められるホテル業界の志望理由として「接客業が好きだから」と言うのも悪くありません。
実際に多くの学生が、ホテルを受けるときに「接客業」を志望動機として挙げてします。
さらに、「プライベートで旅行に行った時に感動したから系」の志望動機も良いです。
自分の経験からくる志望動機は、他の志望動機より説得力があります。
東京のビジネスホテルや、京都や沖縄の観光地のホテルには外国人のお客様もたくさんいるので、ホテルで働くからには英語力が必要です。
大学で英語を中心に勉強をしていた学生は、その勉強の経験を活かしてホテルで働きたい、と言ったら良い志望動機になること間違いありません。
ホテル業界の基本情報
平均年収 | 506万円 |
平均勤続年数 | 12.8年 |
平均年齢 | 39.4歳 |
労働者数 | 20,970人 |
業界規模 | 9,216億円 |
ホテル業界の年収は平均的な水準であり、平均勤続年齢も平均的な水準です。
ホテルは土日が繁盛日なので、基本的に休みは平日になります。
また、ホテル業界での経験は「接客業」というカテゴリーでは他の業界と共通するところがあります。
しかし、仕事内容は他の業界と全く異なるので「転職が辛い」というデメリットもあるようです。
主要ホテルの各種データ比較
会社名 | 総合職初任給(※1) | 平均年収(※2) | 3年後離職率(※3) | 参考リンク |
ホテルオークラ | 院了:212,650円 大学:200,450円 短大:175,250円 |
634万円 | 14.3% | 新卒採用サイト |
英国ホテル | 大卒:203,200円 | 549万円 | 14.3% | 新卒採用サイト |
ニュー・オータニ | 院卒:212,600円 大卒:204,600円 |
482万円 | 18.2% | 新卒採用サイト |
東横イン | 大卒:196,000円 | - | - | 新卒採用サイト |
アパホテル | 大卒:230,500円 短大:227,500円 |
- | - | 新卒採用サイト |
※1 総合職初任給は各会社の新卒採用サイトから抜粋 ※2 平均年収は年収ラボより抜粋 ※3 3年後離職率は就職四季報2019年版 より抜粋。各会社の残業時間や残業代、有給消化、ボーナス、平均勤続年数などの、より詳しい情報は就職四季報2019年版を購入すれば確認出来ます。 |
ホテル業界の初任給は20万円前後となっています。ホテル業界は採用を正社員と契約社員にわけているところが多いです。
契約社員は働く地域などが限定されますが、その代わりに正社員より給料が低いです。
ホテル業界の3年後離職率は他の業界より高い傾向があります。
ホテル業界の現状
業界の現状として、ホテル業界の業界地図をご紹介します。下記の通りです。
国内販売台数順位 | 社名 |
高級ホテル御三家 | ホテルオークラ |
帝国ホテル | |
ニュー・オータニ | |
デベロッパー系 | ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ |
プリンスホテル | |
鉄道系 | 東急グループ |
京王プラザホテル | |
阪急阪神第一ホテルグループ | |
宿泊特化型 | 東横イン |
アパホテル | |
スーパーホテル | |
日経業界地図 2019年版参照 。日経業界地図 2019年版を購入すれば、より細かい業界情報を知ることが出来ます。 |
ホテル業界は、宿泊特化型、鉄道系、航空系など様々なブランドがあります。
どの会社も近年は外国人観光客の増加で好景気です。
しかし、外国人観光客が多く訪れる東京や大阪などの主要都市以外の、外国人観光客の影響が及ばないエリアの売り上げは前年に比べて伸びていません。
以上、『ホテル業界を受ける時に知っておきたい志望動機と各種データ比較(初任給/平均年収/3年後離職率)』という話題についてでした。