航空業界を受ける時に知っておきたい志望動機
2016/02/08
航空業界は、ANAと日本航空(JAL)の2強になっています。どちらの会社も、就職活動をしている学生の間で、高い人気を誇っています。
そんな、航空業界を受ける時に知っておきたい志望動機についてまとめました。
航空業界を受ける時に使える志望動機
- 航空機が好きだから
- ずっと客室乗務員になりたいと思っていたから
- グローバルな仕事に魅力
- ユーザー目線から、航空機メーカーと共同で新しい飛行機を開発していけることに魅力を感じた
- 日本のおもてなしを世界に伝えたい
航空業界を受ける学生の志望動機は、職種によって大きく異なります。
ANAの場合だと、採用時点での職種の分類は以下のようになっています。
- 総合職(事務職)
- 総合職(技術職)
- 客室乗務員(CA)
- 自社養成パイロット
出典:ANA新卒採用サイト
どの職種を希望するかで、志望理由は大きく変わってきます。
客室乗務員を志望する学生の多くは、昔からCAになることに憧れを持っていたりするので、志望動機として、「CAになることが夢だったから」と言うことが多いです。
パイロット職を志望する学生も同じように、「子供のころからパイロットに憧れがあったから」と言う傾向にあります。
総合職を受ける学生でも、志望動機として「飛行機が好きだから」ということを挙げる学生は存在します。
どの職種に限らず、「おもてなし」という言葉とともに、日本のホスピタリティーを世界に伝えたい、ということを志望動機として使う学生がいます。
航空機メーカーと共同して、飛行機開発が出来ることに魅力を感じる、ということを言う学生もいます。飛行機を実際に利用する、ユーザー目線からの意見を取り入れて、飛行機を共同で開発することを、ANAやJALは行っているからです。
飛行機を作っているのは、造船重機メーカーなので、重機業界に興味のある学生は、以下の記事にも目を通してみてください。
航空業界の基本情報
平均年収 | 583万円 |
平均勤続年数 | 7.3年 |
平均年齢 | 39.1歳 |
労働者数 | 17,252人 |
業界規模 | 3兆1,888億円 |
航空業界の平均年収は583万円と、比較的高めの水準になっています。平均勤続年数は7.3年と短めの水準です。
航空業界での代表的な会社
- ANAホールディングス
- 日本航空
- スカイマーク
- パスコ
- AIRDO
スカイマーク破産について
業界3位のスカイマークが経営破綻したことは、航空業界の一大ニュースです。
スカイマークは、相次ぐ格安航空会社(LCC)の参入や、燃料高騰、欧州航空機大手エアバスからの大型航空機購入に関するトラブルなどが原因で、経営が立ちゆかなくなりました。(参考:産経ニュース)
スカイマークは現在、民事再生手続き中です。(2015年9月現在)
航空業界を受ける学生は、このニュースに気を配っておく必要があります。
航空業界に興味のある人は下記の記事にも目を通して、大手航空会社の初任給、平均年収、3年後離職率の比較と、業界基本情報を確認しておきましょう。
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