繊維業界を受けるときに知っておきたい志望動機
2016/02/08
繊維とは、布を作るための糸の素材のことです。洋服の販売店はアパレル業界ですが、洋服の材料としての繊維を販売する会社が繊維業界です。
そんな繊維業界を受けるときに使える志望動機についてこの記事ではまとめました。
繊維業界を受ける時に使える志望動機
- 世界最先端の研究開発が出来ることに魅力
- 大学で勉強したことを活かせるから
- 衣食住のなかでも「衣」に強い興味関心がある
- 社会を変えるインパクトのある仕事に魅力
- 化学を使ったモノ作りに強い魅力を感じるから
繊維業界の志望動機は作るのが非常に難しい種類のものです。
繊維業界は、大手による寡占状態になっているため、とても安定しています。なので、多くの学生が本音で感じる志望動機は「安定しているから」というものになります。
しかし、「安定しているから」ということを志望動機として面接の場で言ったり、エントリーシートに書いたりすることは適切ではありません。
なので、多くの学生は、「衣食住の『衣』の部分に関心がある」だったり、「単純に服の材料に興味がある」などの志望動機を使う傾向があります。
ユニクロのヒートテックに使われている素材が、世界の冬を変えたストーリーを持ち出して、「社会に大きなインパクトを与えられるから」ということを志望動機にする学生もいます。
大学で繊維関係の勉強をしていた学生は、「なんとなく大学で勉強したことを活かせるから」ということを志望動機として使います。
繊維業界の基本情報
平均年収 | 533万円 |
平均勤続年数 | 16.5年 |
平均年齢 | 42.0歳 |
労働者数 | 32,143人 |
業界規模 | 2兆2,927億円 |
繊維業界の平均年収は533万円と、ぼちぼちな水準です、平均勤続年数は16.5年と、比較的長い水準になっています。
業界規模は約3兆円です。クライアントはアパレルメーカーのBtoBビジネスである繊維業界は、そこまで目立ちませんが、比較的大きな業界規模になっています。
繊維業界での代表的な会社
- 東レ
- 旭化成
- 帝人
- 倉敷紡績
- 住江織物
繊維業界は、かつては日本を代表する一大産業でしたが、現在は残念ながら大半が輸入品になっています。
上記のような会社がほとんどのシェアを握っている寡占市場になっているのが特徴です。
繊維業界に興味のある学生は下記の記事を読んで、初任給、平均年収、3年後離職率の比較と業界情報を確認しておきましょう。
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