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既卒・就職浪人・大学院進学のそれぞれで就職活動をする場合の、メリット・デメリットまとめ

      2016/02/08

新卒の就職活動で失敗してしまった人、もしくは新卒の就職活動のタイミングを逃してしまった人が、正社員になるために就職活動をするためには、

  • わざと留年をして、次の年の新卒として就職活動をする
  • 大学院に進学して就職活動をする
  • 大学を卒業して既卒として就職活動をする

という3つの選択肢があります。

この記事では、これら3つの選択をして就職活動をする場合のメリットとデメリットをまとめました。

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わざと留年をして、次の年の新卒として就職活動をする場合

メリット デメリット
  • 「新卒枠」で就活が出来る
  •  留年した理由を面接で説明する必要がある
  • 1年余分に学費を払わなければならない
  • 1年就職が遅れる

「わざと留年をして、次の年の新卒として就職活動をする場合」は通称、就職浪人と呼ばれます。

就職浪人のたった一つのメリットは、新卒で就職活動がもう一度出来るということです。

「新卒でしか就職できない会社に拘りがある人」や、「新卒で良い会社に入らなければ人生が終了する」、と思っている人は「新卒枠の価値」が極めて高いと思っているので、敢えて単位を落として留年して、もう一度新卒として就職活動を行います。

就職浪人のデメリットは、学費をもう1年余計に払わなければならないことと、就職して実際に働き始めるのが1年以上先になってしまうことなどがあります。

同世代の学生に比べて1年遅れてしまうということは、年功序列の会社に入社した場合、同世代の人たちより給料が安くなるということです。

この点は、大学院に進学して就職をする場合と異なります。大学院に進学して就職する場合、年功序列の会社では、たとえ就職するのが2年遅れたとしても、給料は学部卒で就職した同年代の人たちと同水準になります。

就職浪人と大学院進学では、どちらとも就職するのが数年遅れるというのは同じですが、年功序列の会社では、その遅れた年の評価のされ方が異なります。

さらに、就職浪人の一番のデメリットは、「なぜ留年したのですか?」という質問を聞かれることです。

就職浪人をして就活をした時に、「なぜ留年したのですか?」と聞かれて、「もう一年間就職活動をするためです」と答えて良いのかどうかは微妙なところです。

「わざわざ留年してまでもう一度就活にリベンジしなければならない人なのか…」という評価を面接官から貰うと面接に不利になります。

就職浪人をする場合は、「なぜ留年したの?」と面接の場で聞かれることもしっかりと覚悟をしておきましょう。

大学院に進学して就職活動をする場合

メリット デメリット
  • 「新卒枠」で就活が出来る
  • 「修士」の学位が貰える
  • 学歴ロンダリングが出来る
  •  入学金と2年分の学費がかかる
  • 2年余計に年をとる
  • 大学院に進学した理由を問われる

大学院に進学をして就職活動をすることのメリットは、修士の学位を手にして、新卒枠で就職活動が出来ることです。

修士の学位を持っていると、ただ持っているだけで、学部卒の人より優秀なように見えます。

また、新卒枠として就職活動をもう一度出来ることも魅力の1つです。

さらに、もう1つのメリットとして考えられるのが、大学院に進学をすることにすると、学歴ロンダリングが出来ることです。

学歴ロンダリングとは、修士として大学院に進学する際に、学部の時に所属していた大学より偏差値の高い大学の大学院入試を受験して、「最終学歴」を高くするという行為のことです。

大学受験より、大学院受験のほうがはるかに簡単なので、このように大学院に進学することにより、学歴を高くすることは容易に出来ます。

例えば、学部は明治大学であった人が、大学院で東京大学に受かったとしたら、就職活動では「東京大学」という大学名を学歴として使うことが出来ます。

東京大学といえども、大学院試験の難易度はそこまで高くないので、明治大学の学部を卒業した学生でも、東京大学の大学院試験に合格することは十分可能です。

しかし、世間も大学院試験は大学受験より簡単なことを分かっているので、最近ではこの大学院受験による学歴ロンダリング効果は薄くなっていると言われています。

大学院に進学して就職活動をするデメリットは、就職するのが2年遅れてしまうことと、学費が2年余計にかかってしまうこと、さらに大学院に進学する際に入学金も払わなければならないことがあります。

大学院進学は、「金」と「時間」が、他の選択肢より多くかかります。

また、大学院進学をして就活をした際には、「なぜ大学院に進学したのですか?」と問われるというデメリットも考えられます。

この質問に対しては、「もう一度就職活動をするためです」などと答えないようにすれば、対したデメリットではないかもしれません。

大学を卒業して、既卒として就職活動をする場合

メリット デメリット
  • 学費を余分に払わなくて済む
  • 無駄に年齢を重ねないで済む
  • 「既卒枠」と就職活動が出来る
  • 大学卒業時に無内定という状況になる
  • 「新卒枠」で就職活動が出来ない
  • 学歴は「大卒」のまま

既卒として就職活動を行うことを、就職浪人をする場合や、大学院に進学して就活を行う場合に比べた時のメリットは、無駄にお金と時間を浪費する必要がないことです。

既卒として就職活動をする場合は、大学を普通に4年間で卒業することになるので、余計な学費がかかりません。

また、「新卒の就活で内定が決まらなかった」という現実が確定した後だと、既卒で就職活動をすれば、他のどんな選択肢で就活をする場合に比べて、早く働き始めることが出来ます。

就職浪人をして就職活動をするとなると、実際に働き始めるのが1年以上先になります。大学院に進学した場合は2年以上先になります。

既卒として就活をすれば、半年以内に働き始めることが出来る場合が多いので、既卒として就活をすると無駄に年齢を重ねる必要がありません。

また、既卒として就職活動を行うと、「既卒枠」として就職活動を行うことが出来るというメリットがあります。

「既卒枠で就活をすると、良い求人がない」というイメージを多くの人が持って居ますが、全くそんなことはありません。

最近は多くの企業が、既卒の学生の採用を前向きに行っています。

なぜなら、多くの学生が公務員試験や資格試験、留学などの都合で新卒の就活のタイミングを逃してしまいることで、既卒として就職活動を行っている学生には優秀な人が多く混ざっているからです。

参考既卒で就職活動をしている人ってどんな人?

既卒向けの求人に質の高いものが多いということは、ご自身の目で確かめてみることをお勧めします。

ハタラクティブ
などの就活エージェントは、既卒向けの求人を多く取り揃えています。

会員登録をして個別相談に申し込めば、無料で既卒の就職活動の求人の状況を確認できるので、面倒くさがらずに、ご自身で既卒向けの求人の質を確認してみることをお勧めします。

逆に、既卒として就職活動を行うことのデメリットは、新卒として就活を行えないことと、大学卒業時に無内定状態になってしまうことです。

就職浪人をする場合も周りの友達が大学を卒業する時に、内定がない状態になってしまうことは変わりがないので、大学卒業時に内定がないということは、そこまで既卒として就活をする上でのデメリットではないかもしれません。

また、既卒として就活を行うと、大学院に進学して就活を行う時に比べて、「学歴」に差が出てくるので、これも1つのデメリットです。

3つの選択肢の比較

下記の表に、3つの選択肢をまとめました。

就活時の身分 就職時の年齢 学費 学位 就活の時間 その他
大学卒業 既卒 22歳 4年分 学士 大学卒業後 卒業時内定無し
就職浪人 新卒 23歳 5年分 学士 大学5年時 無駄な授業料
大学院進学 新卒 24歳 6年分 修士 修士2年時 大学院試験有り

上記の、一番左の列の、「大学卒業」、「就職浪人」、「大学院進学」はそれぞれ、「大学を卒業して既卒として就活を行う場合」、「敢えて留年して、就活にリベンジする場合」、「大学院に進学して新卒として就活を行う場合」を意味します。

就活時の身分というのは、「既卒」か「新卒」、どちらで就活をするのか、ということです。

就職時の年齢は、大学受験浪人や、留年などの特殊な事情が一切なく、ストレートに大学を卒業した場合が「22歳」として、表に示しています。

既卒として就活を行う場合は、普通に大学を4年で卒業するので「22歳」であり、就職浪人をする場合は普通より1年余計に年をとることになるので「23歳」、大学院進学の場合は2年余計に年を取ることになるので「24歳」です。

さらに大学に払わなければならない学費についても、上記の表に記載しています。ストレートに大学をする場合は、大学に払う学費は4年分です。その他の選択肢の学費はこの4年より、いくら余計に年が必要で、お金がかかるのかというのを基準に表に記載しています。

学位の欄は、大学卒業の場合は「学士」で、大学院修了の場合は「修士」です。

「就活の時間」とは、どのタイミングで就職活動を行う必要があるのか、ということです。

既卒として就活をする場合は大学卒業後に就活をする必要がありますし、就職浪人をする場合は大学5年生の時に、大学院に進学する場合は修士2年の時に、それぞれ就職活動をする必要があります。

「その他」の欄には、各選択肢において大事になってくることを記載しています。詳しくは上記の「メリット・デメリット」のところまで戻って確認してみてください。

以上、「既卒として就活をする場合」と、「就職浪人をする場合」、「大学院に進学して就活する場合」のメリットとデメリットについてのまとめでした。

    

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